「狂犬病のワクチンは?」というご質問をいただきました。

ご質問をいただきありがとうございます。
今日は「狂犬病」についての質問でした。
さて、早速回答させていただきます!
日本で狂犬病ワクチンを打ってくる必要がない3つの理由
- ワクチン接種してあっても、もし噛まれたら追加のワクチン接種が必要だから
- 日本でのワクチン費用が高額だから
- 指定病院にしかワクチンがないから
1つ1つ説明いたします。
①ワクチンを打ってあっても、犬に噛まれたら追加のワクチンが必要だから
- 事前にワクチン接種をしてある方の治療
当日(噛まれてから24時間以内)と3日目の2回のワクチン接種が必要
- ワクチン接種をしてない方の治療
狂犬病の注射は、基本的に当日(24時間以内)・3日目・7日目・14日目・28日目の計5回です。
つまり、日本で事前に狂犬病のワクチンを打ってきても、もし犬などに噛まれた時は、現地でワクチンを打たなければいけません。また、事前のワクチン接種は3回の注射が必要です。日本でワクチンを打ったからもう打たなくていい!というわけではありません。
②費用が高額だから
日本で狂犬病のワクチン打つのにかかる費用は1回15,000円程度です。これを3回打たなければならないので、高額です。フィリピンで打てば、1回3,000円程度です。
③指定病院にしかワクチンがないから
狂犬病のワクチンは全ての病院にあるわけではありません。特定の病院にしかありません。あなたが地方にお住まいの場合、その交通費負担は大きすぎます。
以上、3つの理由で日本で狂犬病のワクチンを打ってくる必要はないと思っています。
狂犬病の対応ができる病院情報


以上、お伝えいたします。
ご質問ありがとうございました。
その他、ご質問がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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